はじめての取り組み 米作り(5歳児)

 今年は、初めて米作りに挑戦しています。初挑戦ながら、近くの農家木下さんのご厚意で、田んぼでの田植えが実現しました。保育園での米作りと言えば、バケツやペットボトル、発砲スチロールを使って行うことがほとんどで、初回から田んぼでの田植えは、とても贅沢な経験となりそうです。米作りを通して、米が出来るまでの過程を知ることで、食に対する意欲や感謝につながることを願っています。


6月16日 田植え

 待ちに待った田植えの日。家から持ってきたスリッパやビーチサンダルをはいて田んぼに向かったぞう組のお友達。今から海に向かうかのように、子ども達はリゾート気分?で楽しそうに田んぼまでの道のりを歩いていました。
 数分で田んぼに到着。木下さんの笑顔に迎えられ、リゾートモードから田植えモードに切り替えた子ども達です。真剣な表情で、これからする田植えについての説明と手順を聞いていました。

 さて、いよいよ水が引かれた田んぼに足を踏み入れると、「わぁー」「きゃー」「ぐゎー」と泥の感触をひとりひとりがさまざまな言葉やしぐさで表現していました。子どもは、この何とも言えない泥の感触にはすぐに慣れたようです。「気持ちいいなぁ~」「気持ち悪い!」「先生助けて~。足が抜けへんようになった!」「こけそう」などと、田んぼには子ども達の歓声と笑い声が賑やからに響いていました。もちろん、慣れない職員も同じです・・・。

 まず子ども達は、隣のお友達との間を少しとって横一列に並びます。そして、玉縄(縄に苗を植える目印となるよう赤玉をつけたもの)を張ったすぐ後ろで、目印の赤玉の所に、苗を3センチの深さに植えます。そして、全員が終わったら、みんなで後ろに下がり、玉縄も下げます。そして、また最初の手順に戻って、目印の赤玉の前に苗を植えます。これを3回繰り返して子ども達の作業は終了です。今は機械で植えることがほとんどですが、3列だけ昔ながらの手作業での田植えをさせてもらいました。

 終わってからは、園庭で、自分の汚れた衣類をたらいに入れて、石鹸で洗いました。この洗濯ごっこもお母さんになった気分で、集中して取り組んでいました。
 子どもから「泥の上のほうはあったかくて、下のほうは冷たかった」という感想が出たり、子どもひとりひとり、五感をフルに働かせ、違った表情や姿を見せてくれた一日でした。