かかし作り(5歳児)


 6月に5才児の子ども達が植えた稲がぐんぐん育って、田んぼが緑のじゅうたんを敷いたようになっています。しゅっすい(白い花が咲く事)を終えて稲穂がふくらみ始めると、鳥たちが食べにやってきます。そんな話を子ども達としながら、大切な稲穂を守る為にかかし作りをしました。

その① 丈夫な骨づくり…


 まずは造形指導の薮内先生の話を聞いた後、かかしの骨組みを自分達でヒモを結んで竹をつなぎ合わせます。いろんなポーズがとれる様に関節も作りました。


その② パワーたっぷりな筋肉作り…


 プチプチや新聞紙などいろんな物を巻きつけて竹に肉をつけていきます。布テープがあっちこっちにくっついてしまったり、うまくいかない時には「よし、まかしとき!!」といった子が出てきて、なかなか頼もしいものでした。
 スーパーの袋に詰め物をして竹のてっぺんに結びつけるとかかしの頭のできあがり!!午前中はここまで!!


その③ 素敵な衣装を着せて…


 給食を食べてパワーアップした子ども達は、かかしに服を着せていきます。好きな布を取ってきて、器用にハサミで切って服やズボンを着せる子、ヒモに小さな布や廃材をくっつけて、アクセサリーを作る子など様々・・・。
 お友達と協力したり自分1人で集中したりと思い思いにかかし作りを楽しみました。出来上がったかかしは5体。思ったよりずい分大きい物が出来てこれから田んぼに立つ予定です。この大きさに鳥もビックリする事でしょう。


その④ 子どもの思いが通じたら…


 かかしの帽子作りがうまくいかなくて悲しそうな顔をしていた男の子がいました。
「少し手伝おうか?」と言って一緒に保育者が帽子作りを手伝うと「やったー出来たー!!」と言って両手を上げて喜んでいました。
 次に薮内先生のお話が始まるとその子は私の隣がいいと言ってピッタリ横にくっついて話を聞いていました。私達には何でもない事でも、子どもが自分の思いが通じて共感してもらった時には、こんなにも輝いた表情が見えるんですね。